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3月1日にHertZ Seriesからは4冊めとなる最新コミックス『花の嵐は、』が発売となります。今の率直なお気持ちを聞かせてください。 |
けっこう前から考えていた二人だったので、嬉しいのと、やっと、という気持ちで胸がいっぱいです。 ありがとうございます! そして緊張します…
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『花の嵐は、』というタイトルに込められた意味を教えてください。 |
宗一郎にとっての楓の印象です。綺麗でふわふわしててきらきらしてるんだけど突然激しい花吹雪に飲み込まれる感じ。 |
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『花の嵐は、』の主人公である楓と宗一郎は、それぞれ華道・茶道という日本の伝統的な文化に精進しています。独特な世界に生きるふたりを描こうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか? |
自分が花を習っていることもあるんですが、ここ数年で日本の伝統文化にすごく興味を持ちはじめて、その中で生きる背筋のまっすぐ伸びた男子を描いてみたいという気持ちになったのが最初です。 |
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『花の嵐は、』の執筆にあたって、楽しかったこと、逆に苦労されたことがありましたら教えてください。 |
恋以外の嫉妬や羨望という感情をうまくストーリーに乗せるのが難しかったです。 あとは単純に舞台が舞台なだけに背景などで苦労しました(難しいところはアシスタントさんにほぼお願いしましたけど…)。 あとは数回体験してみただけで、茶道は習ったことがないので、資料を読んだりしましたが色々とわからず難しかったです。 |
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『花の嵐は、』には、前作『プリズム★スペクトル』の舞台、白鳳学園の面々も登場します。超セレブ校・白鳳学園の生徒の中で、紺色先生が友達になりたいキャラクター&結婚したいと思うキャラクターは誰ですか? |
!? うーんうーん…虎太郎になるのが、一番俯瞰で物が見れて楽しそうです。 宗一郎をからかって遊んだりしたいです。 結婚相手…!? 生徒会以外のモブの庶民の子でお願いしますっ |
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『花の嵐は、』の宗一郎と虎太郎や、デビュー作『手つなぎごっこ』の知陽と真昼など、紺色作品に欠かせない要素のひとつに『双子』があると思うのですが、紺色先生にとって『双子』とはどんな存在ですか? |
一番の理解者で、鏡のようでいてでも違う方向を向いている、別の人生を歩む自分、みたいな感じです…あとは友達以上恋人未満みたいな…兄弟ですけど |
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『花の嵐は、』の中で、読者のみなさまにここを注目してほしいと思うポイントを教えてください。 |
この作品に限らず、登場人物の表情を意識して描いてます。うまく描けているかはわかりませんが、ちょっとした変化とか見ていただけると嬉しいです。 |
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紺色先生の作品はどれも学校生活がとても楽しそうに描かれていて魅力的です。紺色先生ご自身はどのような学生時代を過ごされたのでしょうか? 当時の思い出を作品に反映することはありますか? |
高校のときは冷めてて、ちょっと遠くから物を眺めてて、漫画とは違いました。 大学に入ってサークルに入って、遊んで馬鹿なことをたくさん覚えました笑
こうだったら楽しいな、いいなっていうのと、実体験もちょっとだけ入ってるかもしれません。 |
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漫画家になりたいという気持ちはいつからありましたか? 初めて描かれた漫画はどんなお話でしたか? |
人様の創作に携わる仕事をしていて、その過程の中で描き手側になってみたくなりました。初めての漫画は小学生の時にノートに描いた「HAPPYなストーリー」て双子の魔女っ子が主人公の漫画でした!笑 そういえば原点から双子! |
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漫画を描く上で、一番好きな作業、逆に苦手な作業がありましたら教えてください。 |
プロットとネームが一番好きです。絵が下手でのびやかに描けないので下描きが一番苦手です。ネームと完成した原稿を比べるといつもほんの少し作品が遠くにいってしまうので構成とか演出が今後の課題です…。 |
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お仕事中、これだけは欠かせないという癒しや心の支えはありますか? |
音楽と猫とコーヒーとチョコレートです。あと友達。ラブです! |
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一番好きな攻&受のタイプ、シチュエーションを教えてください。 |
攻、受ともに自分を抑えてる部分があるといいです。隙をつかれて無防備になる瞬間が好きです。
攻めに関してはその真逆も好きです! おばかで真っ直ぐなおっきい男子とかとっても安心します…。 |
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紺色先生の『萌え』はなんですか? |
私にとっては非常に感覚的なものなのですが、なんだか突然ぎゅーっとなって耐えられなくてジタバタするものです… しかし目下勉強中です。 |
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最後に、読者のみなさまにメッセージをお願いします。 |
カバー下や描き下ろしなど、本編では見れなかった二人を描きました! ペーパーは一部の書店さん限定ですが、そちらも合わせて読むと色々と楽しい気がします。どうぞよろしくお願いいたします! |
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