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作品紹介
 
高岡ミズミ

二十八歳になる一宮悠介は、
これまでいい恋愛をしてこなかった。
だから、今度恋愛するなら長くつきあえる相手がいい、
ずっとそう思っていた。
そんなある夜、傲慢なまでに自信にあふれた男、湯川と出会う。
二度と会いたくない、そう思わせるほど第一印象は最悪だった。
それなのに、気がつくと一宮は湯川のものになっていた。
「俺と寝ながら、他の奴とも寝るなよ」
好きとも愛しているとも言わないくせに、湯川は独占欲を見せる。
しかし、湯川には人にはいえない秘密があるようで……
甘え方がわからない猫と、不遜な男の恋が始まる!!




お気に入りのシーンといえば、久世が一宮の乳首を横から抓むところ等あるのですが(本気です)、幸嶋と一宮が会話しているシーンがわりと好きです。幸嶋って意外に苦労性で、一宮をすごく案じているんだろうなと思いつつ書いたので。
主人公ふたりのシーンでは、苦手なタイプだったと言った一宮に対して、最初からどストライクだったと桐谷が答えるところです。相当直球ですよね。桐谷は、私的にめずらしいタイプのキャラで非常に苦労しました。こういう感じなんだけど、じつはこんな性分で──と細かく説明すれば結構な文章量になってしまうくらい、あまり書かなかったタイプです。一言で言うと、見かけより情の深い男ということになるのでしょうか。そのへんも含め、愉しんでいただけたら嬉しいのですが。

人物
 
新宿の隠れ家的なバー『Dialogo』のオーナー。
懐かない猫みたいな目と右目の下の泣きぼくろが特徴。
甘え方がわからず、自分は恋愛に向かないと思っている。
鍛えられた身体に魅力ある容姿の持ち主だが、
性格は不遜で傲慢。
一宮と初めて会った時は湯川と名乗っていたが…

著者プロフィール
 
  ■名前 高岡ミズミ
■誕生日 9月26日
■血液型 O型
■出身地 山口県
■趣味 DVDを観たり、簡単な(ここ重要)ゲームをしたり、本を集めたり。
■コメント しばしお休みしていたので、ここから仕切り直しと新たな気持ちで頑張りたいと思っています。
おつき合いいただければ嬉しいです。

インタビュー
 

11月21日に最新作『ワイルド&セクシー』が発売になります。今の率直なお気持ちを教えてください。

心からほっとしています。この一言につきます。

今作はどこかミステリアスで一筋縄ではいかなそうな雰囲気のキャラクターが揃ったアダルトな作品となっておりますが、このストーリーを書くきっかけはなんですか?

あらすじに書いてないのであえて伏せますが、最初のきっかけは、攻の職業に関して、担当さんにこんなのはどうでしょうとふってもらったからです。

テンポがよく覚えやすい今作のタイトル『ワイルド&セクシー』の意味を教えてください。

作中で、攻キャラの印象を他のキャラがそう言っているからです。確かに、他人の唾液とか気にしないで受にがばっといくところなんて非常にワイルドじゃないですか? 
でも、個人的には受キャラも案外ワイルドだなと思っています。
セクシーに関しては、登場人物がそうなるよう目指しました。

あまり多くを語るとネタバレとなってしまいますが、それだけ謎の多い作品とも言えます。それがひとつずつ明らかになるたびに物語にどっぷり浸かってしまいました! 今作のような作品を執筆する際に、気にされたことや参考にされたものはありますか?

資料という意味ではたくさんです。でも、調べれば調べるほど疑問だらけになるというのは初めてのことで、本当に苦労しました。 担当さんにうまく舵を取っていただいたおかげで、なんとか形になりました。本当にご面倒おかけしました。
私はわりと喉元過ぎればという性分なのですが、これについては記憶に残りそうです。

主人公の一宮は新宿にあるバーのオーナーです。
実際にあったら行ってみたいと思わせるようなおしゃれな雰囲気でしたし、一宮にもぴったりだなと思いました。
今回この主人公の職業に選んだ理由を教えてください。

バーとか居酒屋とか大好きなので、その手の職業のひとをわりと登場させてしまいます。
個人的趣味です。

一宮のバーである『Dialogo』では、お酒といっしょに美味しいチャームがでていました。高岡先生はお酒はお好きですか?

普段はそう飲みませんが、大好きです! 
たぶん、お酒を飲む場の雰囲気が好きなんだと思います。
飲むときはおいしいおつまみが欠かせません。ないと、酒量も減ります。

一宮も桐谷も魅力的でしたが、久世も気になる存在です。今後、彼が活躍する予定はありますか?

スマートな男の顔を剥がしてやるべく、いままさに捏ね回している最中です。
恋なんてときっと思っている男なので、恋と攻に思う存分振り回されるといいかもしれません。自分で考えているほどおまえはクールじゃないよ、と。

執筆中に楽しかったこと、苦労されたことを教えていただけますか?

苦労だらけでした。PCに向かいながら、どれだけの独り言を呟いたか……。
でも、私以上に担当さんが苦労されたと思います。あとは、はたと立ち止まるきっかけになったような気がします。初心に戻ったというか。それを忘れないようにしなければ、といまは思ってます(すぐ忘れてしまうので)。
楽しかったことはひとつ。朝南先生にラフをいただいたことです。改稿中の大きな励みになりました。

『ワイルド&セクシー』の中で、読者のみなさまにぜひ注目していただきたいポイントを教えてください。

責任も理性もある大人同士のワイルドでセクシーな恋愛。
大人だからこそ、抗えない感情に振り回されてしまっているところを、ぜひ。

ペンネームの由来を教えてください。

以前、どなたかに聞かれて答えたときに、「愛ですね!」と言われて、妙に恥ずかしくなったのですが……家族の名前の合体です。

小説を書き始めたきっかけはなんでしたか? 一番最初に書かれたのはどんな物語だったのでしょうか?

オタク丸出しですみません。某バスケット漫画の二次創作です。
ファンサークルに入って、そこで一緒に本を作ったのが最初でした。 そのひとたちとはいまでもずっと友だちで、かれこれもう15年のつき合いになりますか。

普段読まれる本はどのようなジャンルが多いですか? 今までで特に影響を受けた作品がありましたら教えてください。

ミステリがほとんどです。
あ、最近は旅行本を読んでは行った気になっているという残念な趣味もあります。
影響を受けたものといえば昔読んでいた少女漫画でしょうか。くらもちふさこ先生とか青池保子先生とか。最近また読んでみたのですが、まったく古くなく、変わらない面白さに感動しました。

一番好きな攻・受のタイプ、シチュエーションを教えてください。

甲斐性なしで根無し草みたいな攻と(留守がちだとなおよし)、文句を言いつつ世話を焼く受というパターンが好きなのですが、逆もまた好物です。
ふらふらして危なっかしい受と、今日別れてやると思いつつ受を捨てきれない攻、みたいな。どっちにしても、攻は甲斐性なしのような気がしますが。

お仕事中、これだけは欠かせないという心の支えや癒しはありますか?

そういえば、これといってないです。部屋でじっとしていても苦にならないので、本能のまま引きこもってます。

高岡先生にとって『萌え』とはなんですか?

萌えはエネルギーですよ。
萌えの沸点が高いので、なかなかこれといったものに出会えないのですが、出会ったときはそのぶんすごく愉しいです! 
ただ、いいかげんにしないとお金と時間があっという間に消えていくのです。

小説をご執筆されるにあたって、最も大切にしているのはどんなことでしょうか。

ライトなお話のときは身近にいそうなキャラとか、こういう経験って自分にもあるなとか、そういう部分に気を配ります。あまり大袈裟にならないように、というか。
逆に今回みたいにけっして近い経験はできないだろうお話の場合は、日常を忘れて愉しんでいただけるようキャラを多少大袈裟に作っていきます。が、こっちのほうが個人的に難しいです。どちらにしても、言うは易く行うは難しです。

最後に、読者のみなさまへメッセージをお願いいたします。

いつもありがとうございます。
『ワイルド&セクシー』は、タイトル通り、ワイルドでセクシーな人たちの恋物語を目指しました。 勉学や家事の合間のちょっとした息抜きにしていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

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