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吾妻&伊万里シリーズ

元気いっぱい前向きな会社員・吾妻太陽とむっつり無口でエリートの伊万里敦彦の
恋と成長の物語『吾妻&伊万里』シリーズがこの春、ついに完結しました!
これまで応援いただきました皆様、本当にありがとうございました。
伊万里の寡黙だけれど熱烈なアプローチで始まったふたりの恋は、まさに山あり谷ありの波乱万丈でした。
あっと、もちろん、個性的な仲間に頼りになる友達の存在も忘れてはいけませんよね。 
ここでは吾妻&伊万里シリーズの登場人物や秘密エピソードを大公開しちゃいます。
それに、秘密のインタビューも!?
楽しみは先にとっておき、まずは一作目『ソリッド・ラヴ』の復習から始めてみましょう。
予習になる方、ちょっと曲解はいった復習だったりしますが、そこはひとつ、大目によろしくお願いします!

 
 

『ソリッド・ラヴ』ってどんなお話?
顔よし、頭よし、性格無愛想、女子社員人気NO.1の新入りエリート社員・伊万里敦彦が、明るく素直で元気が取り柄の同じく新入社員・吾妻太陽を強引に自分のものにしちゃうお話です。「選択肢はみっつある。逃げるか、受け入れるか、試してみるか」なんて吾妻に迫る伊万里ですが、彼は入社試験の時になんと吾妻に一目惚れしちゃっていたのです。吾妻がナノ・ジャパン(吾妻たちが勤める会社の名前です)に合格しているとも限らないのに、財閥系の内定を蹴ってナノに入社したんですね。情熱的です。情熱的ということは独占欲も強かったりするのでしょうか? 鉄仮面・伊万里は吾妻に振り回されっぱなしです!

 

そんな伊万里の性格が透けて見える台詞を紹介!
 王様ゲームでキスすることになった吾妻と伊万里。及び腰な吾妻に伊万里は…
「僕とキスなんかしたら、吾妻くんは腰がぬけるだろうから」
はい、伊万里はとってもお上手さんです。キスを受けてたった吾妻がどうなったかは……。皆様ご存知の通りです。思い出せないあなた、すぐに読み直し、確認してみましょう!

 
 
 

今度は『レイニー・シーズン』の番です。

『レイニー・シーズン』ってどんなお話?

「なにがあったんだ、吾妻。さっきから僕を避けてる」つきあい始めて半年、新たに社員も入社してめでたく先輩になった吾妻ですが、次から次へとトラブルに見舞われます。後輩・時任くんのトラブルもさることながら、やはり一番の衝撃は伊万里の昔の恋人登場です。伊万里を疑い、ついついぎこちない態度をとってしまう吾妻。そんな吾妻に焦れる伊万里。こじれるふたりの仲はいったい!?


それはもちろん読んでのお楽しみです。
お楽しみですが、吾妻、伊万里、ともに社会人として確実にスキルアップ中です。
スキルのなかにはお仕事ばかりでなく、恋愛のスキルも含まれたりしているのです!

 

今度は前向き吾妻くんの性格が表れている台詞を紹介!
 「おまえだろうと思ってたよ。けど同じくらいおまえじゃないといいのにと思ってた」
これがどんな場面の台詞であるかがポイントです。
一社にひとり、ではなくて、一課にひとり、そんな課のオアシス的存在・吾妻くんなのでした。

 

 

『オール・スマイル』ってどんなお話?
「僕はおまえにふさわしくない。別れよう」
社会人として一通りのスキルを身につけた吾妻。だけど、一通りの仕事を身につけたからこそ見えてくる自分の限界のようなものを吾妻は感じちゃいます。そんな時、吾妻は伊万里がヘッドハンティングされてる事実を偶然知ってしまうのです! そして、過保護すぎるほどの伊万里の愛情。吾妻が伊万里と自分の間に壁のようなものを感じたとき、吾妻は伊万里が原因で窮地に!? 俺だって男だ。守られたいわけじゃない。そう思う吾妻に伊万里は別れを告げるのですが……!!

 

吾妻が葛藤する姿、伊万里が悩む姿は苦しそうだし、読んでてつらかったりするのですが、だからこそふたりが幸せになったとき、カタルシスもあるんですよね。
う~ん、主人公が苦しむ姿ってなんだか乙女ツボ?! 
と思う私なのですが、皆さんはどうなのでしょう? 

 

シリーズ最後の今回は伊万里くんのあっつ~い恋心が透けている台詞を紹介です!
「おまえが初恋みたいなものだ。人を好きになるのが、こんなに楽しいなんて、知らなかった。
おまえのことを考えているだけで、幸せな気分になれた。空気の色まで変わって見えたよ」………熱烈です、伊万里さん!だからこそちょっと行き過ぎたりもしたのかもしれませんね。
最初は無口すぎて謎の部分も多かった伊万里さんですが、
今回の作品を読み終えたら、きっと印象は変わるのではないでしょうか。
伊万里はとっても可愛い男なのです。(たぶん……)

 
 

 

どうですか? 着メロなんて特徴がでてますよね!
演歌からB'zまでいろいろですが、河川敷さん、携帯を持っていないとは!?
妙に納得です。
超能力を持っているような、糸電話も似合うような、周囲の誰かが進んで自分のを貸してくれるような…… そこしれない人ではあります。
さて、著者である榎田先生とイラストレーターの高橋悠先生に
『ソリッド・ラヴ』『レイニー・シーズン』『オール・スマイル』各作品のお気に入りの場面を聞いてみました。
おふたりはいったいどんな場面がお気に入りなのでしょうか?

 

『ソリッド・ラヴ』では……
榎田尤利先生
「『ソリッド・ラヴ』では、吾妻と王子沢がカニの話をしているところ。
カニバリズムのダジャレに、書いている自分も「ぷっ」と笑ってしまった。あまりにくだらなくて」
高橋悠先生
「前向き素直な吾妻が好き。カニに対する王子沢の熱い思いも素敵です。
吾妻に頼まれて鳩をだす伊万里もナイス…(うそ。そんなシーンはありません…)」

『レイニ-・シーズン』では……
榎田尤利先生
「『レイニ-・シーズン』では時任のマンションで、吾妻が切れるシーン」
どんなシーンか知りたい人はやっぱり下のボタンをCLICK


高橋悠先生
「レイニー・シーズンではフフフ、対決!伊万里VS王子沢!のシーンでしょうか。
伊万里~、かなり強敵ですよ王子沢は~~。ハラハラしますね~~~。
そして、階段のキスがいいですね。好きです。うんうん」
どんなシーンか知りたい人はやっぱり下のボタンをCLICK,CLICK!



さあ、今度は『オール・スマイル』のお気に入りシーンです。どんなシーンがお気に入りなのでしょう?

『オール・スマイル』では……
榎田尤利先生
「伊万里が正座して弱音を吐きまくるシーン。
情けない男って可愛いなぁ、と思いました。一冊目の冒頭ではスーパーエリートだったのに、こんなになっちゃって(笑)
でもまだ25とか26とかの男子だもんね。あんなもんでもいいと思うんですよ。
これから吾妻と一緒に成長していくことでしょう。
あと、みんなで居酒屋で映画の話をしているところも好きです。
ああいう他愛ない雰囲気の交流って楽しいですよね。河川敷さんの言ってた映画がわかった人いるかな~。」
可愛い伊万里を覗いてみたい方! CLICKしてみましょう!!


高橋 悠先生
「あのー「液だれはあとだ!」の吾妻・・・。というかその周辺。
孤独について考える吾妻。
ホントに吾妻ファンなんですよー。
あとラストかなー。気持ちいいですね~~。嬉しくなっちゃう。オール・スマイル。」

う~ん、ラストはやっぱり読んでのお楽しみということで、
ここではちょ~っと素敵に楽しいシーンをあげちゃいます。
CLICKボタンにいってみましょう!


皆さんがもっとも好きだったというシーンはどこでしょう? 
私はやっぱり〔仕事は七割〕という王子沢の台詞が好きです。
ああ、でもカニバリズムも好きだし、伊万里が吾妻を誘うシーンも好きかも!? 
だけど、作品の最後の最後のシーンもお気に入りなんです。
幸せってそういうことなんだよね~としみじみ思ってみたり。

『レイニー・シーズン』のあと、吾妻と伊万里、それにダンサー柳田さんにこっそりインタビューをお願いしました。
ちょっぴりネタバレもあるのかな~? それでもオッケーという方だけ、インタビューボタンにお進みください。


いろいろな障害を乗り越えて、ますます絆を深めた吾妻さんと伊万里さん。
そして、王子沢さん、河川敷さん、泉さん、室田さんにインタビューをお願いしました。
まだ『オール・スマイル』を読んでいない方、ネタばれは嫌!!という方はここは読んでからのお楽しみです。
読み終えた方、読んでないけど我慢できない!!という方、次のボタンをCLICKしてお進みください。


インタビューに行ってきた方、おかえりなさいませ。
気になるいろいろを知ることができたのはと思うのですが、如何でしたか?
お楽しみいただけましたでしょうか?

さて、2001年に始まった『吾妻&伊万里シリーズ』もついに大団円です。
シリーズを終えて、榎田先生、高橋先生に印象深かった出来事、今の気持ち聞いてみました。

榎田尤利先生
「うーん、最初は「軽すぎるノリだろうか」とやや不安もありました。
2冊目の本でしたから、某魚住シリーズとどうしても比較されてしまうのでね(笑)
でも私としてはとても自然体で書けたし、吾妻の一人称はとても楽しかったです。
サラリーマンもの、と言うか「会社もの」がすごく書きたかったので、その願いも達成出来たし。
しかもご好評いただいて三作も書けました。皆様のおかげと感謝しています。
印象深かったのは、やはり主役を凌ぐワキの勢いですかね(笑)
王子沢と河川敷さんが、私の予想を越えてご支持いただいて、これまた大変嬉しかったです。」

高橋悠先生
「印象深かった出来事・・・キャラクターのラフとか身長設定表とか作るのが楽しかったです。わはは。
表紙、初めてカラーインクを使って描いたので画材に戸惑いました~。
今の気持ち・・・何だかシリーズが終わったような気がしないです(笑)。」
サラリーマンゆえの悩み、問題、恋が始まったばかりの頃の悩み、恋が育つ過程にあるからこその悩み。 いろいろなことがありました。
(……サラリーマンものゆえのラブシーンも!!) 
見事な王子沢さんの開脚姿に惚れ惚れしたこともあれば、 河川敷さんの腕に見惚れることも、仲良しHシーンにドキリとしたこともありました!
皆さんは読み終えられてどんな感想を持たれたでしょうか?

最後に榎田尤利先生からメッセージをいただきました。
「アヅマリシリーズ、ご愛読いただいた読者のみなさまに重ねて感謝申し上げます。 とりあえずこのふたりの物語はここで一段落です。
が、一冊目の「ソリッド・ラヴ」はなんとCD化ということで、また新しい形で楽しんで頂ければいいなと思っております。これからもサラリーマンを書く機会は多いと思いますので(好きなんだもーん)どうぞよろしくお願いいたします。」

『吾妻&伊万里』シリーズはここでひとまず終了となります。
これまでお付き合いいただき本当にありがとうございました。
社会人の皆様、悩まれることもあるかと思いますが、解決しない問題というものは滅多にあるものではありません。
辛いとき、悩まれたとき、吾妻の明るさを思い出してみてください。
もちろん実際に生きる人物ではありませんし、問題が違うかもしれませんが、毎日は楽しても辛くても、明るくても暗くても平等に24時間の繰り返しです。
どうせなら楽しく生きなきゃもったいないですもんね!

★榎田先生情報★
近刊予定
2002年4月 「ラブ&トラスト」 大洋図書・SHYノベルズ  イラスト/石原理
2002年4月 「リムレスの空」 光風社出版・クリスタル文庫  イラスト/茶屋町勝呂
2002年5月 「ハンサムは嫌い。」 ムービック・GENKIノベルズ イラスト/杜山まこ

★高橋悠先生情報★
まんがはCRAFTでまたお世話になります。あとは芳文社さんとか幻冬社さん。
イラストはいろいろ~。見かけましたらどうぞよろしくお願いします♪