プライバシーポリシー

 


今回のお話では、最終的には幸せになったものの、御曹司である葵さんは大変な苦労をされました。
葵さん、蝶よ花よの生活からいっきに借金取りに追われる生活に…追い討ちのように桐梧さんからひどい扱いを受けましたよね! まずは一言、なにか言いたいことはありませんか?

葵-苦労をしただけに得たものも大きかったと思っています。

想いが通じ合って、ふたりはどんな生活を送られているんでしょうか?
葵-桐梧の仕事を手伝わせてもらって、充実した毎日です。
桐梧-夜の生活でもお互いたっぷりと満足している、と言え。
葵-と、桐梧!

異なる環境に育ったふたりですが、共通の趣味、楽しみはあるのでしょうか?葵さんは音楽がお好きなようですが。
桐梧-
俺は仕事一筋でやってきた男だが、好奇心だけは人一倍だ。葵が望むなら
オペラでもバレエでも歌舞伎でも一緒に楽しめる。今度二人で欧州旅行に行こう
という計画もしているが、これは葵にはまだ内緒だ。驚かせてやりたいからな。

初めてのふたりで出かけた音楽会では思いがけない展開になりましたね?
葵-そのことは……思い出したくありません。
桐梧-結構よがっていたくせに。
葵-そ、そんなこと……!

まさか、いまではあんな横暴は許されてませんよね?
桐梧-勘違いされては困る。俺は葵を悦ばせたいためにしているんだ。決して自分が楽しむためだけではない。
葵-……うそだ。昨夜だって……(赤面して唇を噛む)

葵さんには優雅なイメージがあって、あまり労働が似合わない気がするのですが…
桐梧-確かにな。だが、葵自身は働くことに抵抗はないようだ。俺は葵のそういうところがとても気に入っている。

葵さんは働くことに充実感を感じていたようですが、今後、桐梧さんの仕事をお手伝いされたりするのでしょうか?
葵-はい。桐梧が少しずついろいろな業務を任せてくれるので、できることから
やっていってます。あ、たまには台所でお菓子づくりを手伝ったりもするんですよ。家政婦さんを手伝っているのか邪魔しているのか微妙ですけど。

たまには喧嘩されたりもするのでしょうか?
葵-たまにどころか、しょっちゅうしますよ。
桐梧-おまえが変なところで強情だからだ。
葵-あなただって、横暴なところがあるじゃないか。
桐梧-なにが横暴だ。俺はおまえのためを思って冷たいことも言うんだ。
葵-ほら、そうやってすぐ居丈高な物言いをする!
桐梧-ああ、わかった。わかった。

喧嘩したとき、どうやって仲直りするんですか?
葵-えっ……(赤面)
桐梧-愚問だ。

いま、おふたりが互いに抱いている気持ちをこっそり教えていただけますか?
葵-好き、です。……すごく、好き。
桐梧-あいつがいればほかにはなにもいらない。

最後に、自分だけが知っているという自信がある(相手の)秘密を教えてください。
例えば、葵さんが鼾をかくとか…これは極端な例ですけれど。

葵-わ、わかりません……いつも夢中だから……
桐梧-何に夢中なんだ。何に。恥ずかしいやつめ。
葵-…あ……
桐梧-俺は葵の秘密をいくつも知っているが、もったいないので教えられない。悪いな。