コミックス『アーモンドを七粒1』はじめ、作品に対しての質問です。
9月30日に大洋図書からは2冊目となるコミックス『アーモンドを七粒1』が発売となります。今の率直なお気持ちを聞かせてください。
最初のアイデアから3年近く、一つ一つ担当さんと一緒に作って来たお話なので、ようやくコミックスになって読者の方に届けられるのが本当に嬉しいです!
作中にも度々でてきますがタイトルの『アーモンドを七粒』にはどのような意味が込められているのでしょうか?
そのうち作中に出しますので、お待ちくださいませ。
律儀で不器用な葉月と営業成績トップで容姿も性格もいい渡辺。タイプのまるきり違うふたりのお話を描こうと思ったきっかけを教えてください。
「ひがみ受け」という設定だったので、じゃあ相手は高スペックでいこう!となりました。
夏水先生と言えばリーマンもの! 今作の葉月や渡辺もサラリーマンです。夏水先生の考えるサラリーマンの魅力を語ってください。
スーツ姿のストイックなところ、誇り高き社会の歯車なところ。
『アーモンドを七粒』をご執筆中、楽しかったシーンや逆につらかったところはありますか?
楽しかったのは、長い連載なのでゆっくりエピソードを積んでいけたこと。
辛かったのは全体的に日常・デートシーンなどが多いので、背景作画がプレッシャーでした。
コミックスに納めきれなかったエピソードや、製作中の秘話などありましたらぜひ教えてください!
続刊で納められるようがんばります!
『アーモンドを七粒1』を読者のみなさまに読んでいただく上で、注目していただきたいシーンを教えてください。
特にありません。シーンの積み重ねが物語になるよう心がけました。
うまくいってるか分かりませんが、すべてのシーンでキャラクターの感情や物語を感じてもらえれば嬉しいです。
同時発売の『ihr HertZ 11月号』に『アーモンドを七粒1』の続きである6話目が掲載されています! 6話の見どころはどのようなところでしょうか?
冒頭のシーンです。
夏水りつ先生ご本人に関する質問です。
今、注目しているものはなんですか?
注目というか興味があるのは、将棋界とクラシック音楽
夏水先生流、原稿中のリフレッシュ方法はありますか?
日中は石けんで手を丁寧に洗う、夜はお風呂に入って寝る。
9月末の発売日を過ぎると2014年も残り三ヶ月です。少し早いですが来年の抱負を教えてください。
「アーモンドを七粒」を完結させることです!
最後に、読者のみなさまにメッセージをお願いします。
久しぶりのリーマン同士のお話になりました。いつか描きたい、描けるようになったらいいなと思っていた形の物語です。
自分の中の新しい扉と向かい合うような気持ちで描いています。まだ途中ですが、最後までお付き合いくださると嬉しいです!