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辰巳ファンの皆様、そして、安藤、中村ファンの皆様、お待たせいたしました!
完結を記念して、やるっ!シリーズ特集がついに登場です。
男を喰う男・辰巳鋭二に辰巳にべた惚れの安藤、そしてディープなファンを掴んでいる中村、三人のインタビューから剛先生お気に入りのシーン、おまけになんだか不似合いな気もするプロフィールまで紹介しちゃいます! 
どんな話が聞けるのでしょう?楽しみですね。では、いってみましょう!
まずは『はめてやるっ!』から新作『やってやるっ!』まで、ざっと復習をしてみましょう。


■『はめてやるっ!』ってどんなお話?
男を喰う男、辰巳鋭二、華麗に登場!!
日本最大の広域暴力団・傾正会若頭・辰巳鋭二は一見、堅気のいい男ですが、
目的のためには手段を選ばず、一度狙った獲物は決して逃がしません。
このお話では、ある利権を手にするため、辰巳は都知事の息子の誘拐を企てます。
それもただの誘拐ではなく、その誘拐のために新宿のホスト・コージを仲間に引き入れ伝説の竿師から男を虜にする技を学ばせるのです。
コージと鋭ニの関係に苛立つ鋭ニの番犬・安藤。利権のため誘拐され、
コージに抱かれる少年・笙。
辰巳ばかりではなく、辰巳の恋人・安藤と片腕的な存在の中村、
コージなど個性豊かな脇役が勢ぞろいの第一作めです。
この作品で初めて竿師という職業?を知った人も少なくないのでは? 
まだ知らないという人、ぜひ『はめてやるっ!』を読んでみませんか?

■『おとしてやるっ!』ってどんなお話?
麗しのチャイニーズマフィアに辰巳鋭ニ、危機一髪!!
「こんなになっても、まだ王様のつもりか?」中国系マフィア王大龍の登場です。
なんと王は安藤と中村の目の前から辰巳を拉致・監禁し、
嬲りものにしてしまうのです。
う~ん、嬲りものにされてしまう辰巳…… これは必見!?
辰巳が閉じ込められた部屋には、シャオという儚い麗人がいたりします。
このシャオには熱いシャオファンもいたりするのですが、それはさておき、
辰巳を拉致され焦るあまり安藤は中村にあらぬ疑惑を抱いてみたり…
そんな時、王からある商談が持ち込まれ、
辰巳を救うべく安藤たちは動き始めるのですが!?
辰巳と安藤の恋もさることながら、敵役である王とシャオもいいのです。

■『やってやるっ!』ってどんなお話?
色、欲、金、力、愛、辰巳鋭ニ、男たちの覇者となる!
さあ、辰巳鋭ニの華麗なるフィナーレです。
この作品のみせどころは、中村が濡れ衣で警察に勾留され、
安藤が辰巳を庇って凶弾に倒れる中、
ひとりになった辰巳が堂々と敵に向っていくところです。
その敵とは誰なのか?
そもそもの始まりは傾正会会長・権藤が襲撃された事件にまで遡ります。
これまでにもいろいろな敵が現れましたが、今回は獅子心中の虫の登場なのです。
それが誰なのか、わかる人にはわかりますよね?

さあ、復習は十分だったでしょうか?
う~ん、ちょっと物足りないなあというあなた、そうじゃないでしょう、この話は!というあなた、ここで一端パソコンから離れて読み直すも一案です。時間はたっぷりありますからね!
それにしても、振り返ってみると、当然といえば当然なのかも知れませんが、ヤクザ屋さんアイテムがいっぱいですね~。 この作品を読んで知った事がどれだけあったか!? お勉強になりました。。。

お次はなんとプロフィール表です。



プロフィール、如何でしたでしょうか?

実はこの人たち関してはプロフィール表はいらないのではと悩んだのです。
だって、どの人も好きな事がちょっと独特と言いますか、特技も特殊そうだし!?
だけどそこが彼たちの魅力なのです。
意外な一面もあれば、納得の一面もみえたのではないでしょうか?

今度は、著者である剛しいら先生に各作品のお気に入りの場面を聞いてみました。
剛先生はどんなシーンがお気に入りなのでしょう?

『はめてやるっ!』
辰巳が鉄砲玉に脅されて、啖呵を切るシーン。
一番辰巳さんらしくて、かっこいいです。
それとコージが一人監禁部屋に戻って、煙草を吸うシーン。
哀しげでいいです。それと…やはりやかんの場面がっ…




 『おとしてやるっ!』
 花に埋まってるシャオ。悲劇の結末を予想させるあのシーンは好きでした。
 安藤と王の対決シーン。撃たれても不死身の安藤って…。さすがだと思いました。






『やってやるっ!』
病室の安藤に辰巳が無理矢理添い寝するシーン。
辰巳さんって、結構可愛いとこあるじゃんと、マジで思いましたさ。
海部の家に行くシーンも好きです。啖呵切ってる辰巳って、やっぱり格好いいです。
そして何と言ってもラストシーン。
私ラストって、もっとも重要だと思ってるタイプなので、三作とも一番それらしい雰囲気の彼らを書きました。
特に最後の河原のシーン、好きです。石、石ってなぁ。
中村ーーっ。あんた、やっぱり変な人やっ。




みなさんのお気に入りはどこですか? 私は中村のシーンが好きです。
具体的にどこと特定するのではなく、あの朴訥さに惹かれてしまいます。
雄弁な無口というより本当の無口っぽいところがなんだかいいような気がしません?? 
褌はちょっとどうかしらなんて思ってしまうけれど。

さあ、今度はお待ちかねのインタビューです。
『やってやるっ!』を終えて、辰巳さん、安藤さん、中村さんにインタビューをお願いしました。
ネタバレがあるかもしれませんので、それは困るという方、ご注意くださいね。
もう読み終えてしまった方、興味がある方、いってみましょう。



インタビューは如何でしたか。
辰巳さん、安藤さん、中村さんの魅力が再確認された方もいらっしゃるのではないでしょうか? 

この作品を書き終えての読者さんへのメッセージをお願いします。
長い間、おつき合いいただきありがとうございました。
書いた本人が一番楽しんでいたようにも思います。
その思いが読者様に届いたなら、これ以上の幸福はありません。
もしまた機会を与えていただけるなら、
彼らの番外編(特に中村)書いてみたいとも思いますが、
色々と難しいのでしょうね。

イラストの石原様。この場を借りてお礼申し上げます。
そして大洋図書様。
こんな野郎ばかりの危ない話を、三作も世に出してくださって、
心より感謝いたします。

『はめてやるっ!』CD化についてのコメントもお願いします。
夢がついに叶いました。
生、辰巳声ってやつを、聞いてみたいもんだと思っていたら、ついに実現です。
脚本から声優さんまで、拘りを持って制作していただきました。 銃声、街の騒音、そして何より妖しい喘ぎ声。
より立体的になった辰巳ワールドを、ぜひ聴いていただきたいと願っております。

今作品を持ちまして、このシリーズはひとまず終了となりますが、『はめてやるっ!』がCDドラマになって2002年春、登場します。今度は耳で、辰巳たちの物語をぜひご堪能くださいませ。
発売はインターコミュニケーションズさんです。詳細は決まり次第、発表していきます。
みなさん、どうぞ、楽しみにお待ち下さいね。これまでの間、応援いただきました皆様、本当にありがとうございました!

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