著者インタビュー

外に出るとじっとしていても汗ばむ季節ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
この7月より、榊花月先生の『抱きしめたい』シリーズが、完結編まで含め新装版として全五冊、発売になります。
現在、第一冊目である『抱きしめたい』が発売中です。
どの本にも書き下ろしがついています!
恋愛の難しさからせつなさまで、じっくり書かれたこのシリーズ、ぜひお楽しみくだ
さいね!
それでは、榊先生のインタビューにどうぞ。

Q.毎日暑くなってきましが、榊先生は如何お過ごしでしょうか。
ガリガリくんを食べては昼寝の毎日です。

Q.今回あらためて「抱きしめたい」に書き下ろしを収録し、新装版として出ることになりましたが、本が出てみてどのような感想をお持ちですか?
本当に出して頂いてかまわないのかなあ、待っていて下さった方がどれだけおられるのかな、と不安と心配でいっぱいです。

Q.これまでをふり返られてみてどのような感想をお持ちですか?
ちょうど執筆生活10年目にしてデビュー作をようやく完結させる作家などいるだろうかと思うと、「ダメ人間」の四文字が浮かんできます…

Q.主人公二人についてのコメントをお願いします。
 → 最後まで謎の人でした
上領 → 気持ちはよく判る。笑。というぐらいですかね。


Q.主人公二人のほかに会社の同僚など登場してきますが、好きな登場人物は誰ですか?
藤井かなあ。私自身OL生活をしたことがあるのですが、こんな人になりたかったなと思います。

Q.この作品を書かれていた時の製作秘話なんかがありましたら教えてください。
ちょうど巨人が優勝した年で、マウンド上の桑田選手を眺めながら、「私はこれからどうなるんだろう…」とぼんやり考えていたことを憶えています。この作品は編集さんに見て頂いていた頃のものなので、まだ作家になれるともなれないとも時期でした。

Q.この作品の中で最も好きなシーンは何処ですか?
泥酔した藤井が「上領!きさまそれでも軍人かー」という科白です。

Q.上領彰が「動」で橘歴也が「静」という印象を受けるのですが、対照的な二人にはモデルがいるのでしょうか?
特にはありません。自分の中にある二面性が出ているのかもしれません。

Q.5冊順次発売されていきますが、どんな展開になっていくのか大変気になるところです! この先主人公の二人に波乱などがまだまだあったりするのでしょうか? ほんの少しだけお聞かせください。
波乱だらけです。というか、波乱しか起きません。笑

Q.主人公二人のそれぞれなりの苦悩などが書かれていますが、そういった心の内を書くにあたり注意した点、苦労した点などありますか?
心の内が書きたかったので、難しいなと思いつつも愉しかったです。ですので、苦労はありませんでした。

Q.この作品を書くきっかけになったものはありますか?
必要に迫られて…この話をすると長くなるので、また今度にでも。(えっ、べつに聴きたくないって?)

Q.サラリーマンという設定であり、会社の様子や仕事の内容などそういった部分が描かれています。こういった部分はどのようにして書かれたのでしょうか? よろしければお聞かせください。
ほとんど実体験です。つまらない解答ですみません。

Q.この「抱きしめたい」というタイトルに込められた意味を教えて下さい。
意味は特にはないのですが、最近歌詞を見直すと、執行→橘のテーマ曲に聞こえます…。

Q.読者の皆様にメッセージをお願いします。
お待ち頂いた皆さま、どうもすみませんでした。
ここまでたどり着けたのは、皆様のラブコールあってのものだと思っております。ほんとうにほんとうに、ありがとうございました。
逆に、初めて読まれる皆様には、ドロ沼に気をつけながら読んでいただきたいですね。笑。









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