著者インタビュー

今年もあっという間に残すところ一月になりましたが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか? 11月25日に発売に榎田尤利先生の新作『神さまに言っとけ』が発売になりました。もう読んでいただけましたでしょうか? 今回のお話は、ヤクザで恋とか愛とかを冷視していた惣田洋一と家族と縁が薄く、でも健気に生きてきた18歳の青年・久慈眞の出逢いの物語りです。寒い冬に心がほっこりあったまるお話なのです!
紺野キタ先生のとってもチャーミングな表紙が目印です。まだ読んでないという方、ぜひ読んでみてくださいね。
でもその前に~、榎田先生のインタビューをお楽しみください!

Q.すっかり冬らしくなってきました。榎田先生は冬にそなえて特別な準備があったりしますか? 近況からぜひ教えて下さい!
風邪をひいたあと虫歯が発覚し、歯医者に通ってます。でも同時じゃなくてよかったなあ。咳き込んでたら歯医者さん行けないですもんね……。冬の準備としては、気化式加湿器の購入を検討中です。インフルエンザになりたくないのー。

Q.『神さまに言っとけ』は、ある意味とてもファンタジックな要素が生きているお話になっていると思うのですが、まず書き終えられての感想をお願いいたします。
カバーがすごく可愛くて私の本じゃないみたいなんです……あ、いや、中身も可愛いんですよ。ホント可愛いんだ、惣田さんが……×××なんだけど。こういう話を書くと、書いている自分もまるで清らかないい人になったかのようで(錯覚)嬉しいです。

Q.このお話を書くと決められたとき、特に意識した点はなんでしょう?
お花がたくさん出てくるので、読者さんがビジュアルイメージしやすいように書ければいいなあと思ってました。でもなかなか難しいことです。むう。

Q.久慈眞は花が大好きな花屋の店員さんですね。
榎田先生にとって思い入れのある花、特別な花はありますか?

花はなんでも好きです。一番自分で買うのはバラかな。種類や色がたくさんあって楽しいのです。最近は、ジュリアみたいな渋めの色合いが好み。

Q.主人公である惣田洋一さんと久慈眞さんについてコメントをお願いします。
【惣田洋一】
強がってはいるけど、自分が弱いことを知ってる人間というのは、ときになかなか厄介だと思うんです。惣田がそういうタイプですね。弱いことを知ってるけど、なかなかそれを受け入れられなくて、ずるいやり方で強く見せようとし続ける。どうしようもない奴なので、あとは天使や神さまにでもまかせるしか(笑)そしてそんな奴でも、可愛いところはあるわけです。
【久慈眞】
自分の弱さと、孤独な戦いを続ける不器用さん。自分を騙す術を知らないのは、とても生きて行きにくいだろうなあと思います。でも将来は大成するかも。いや、して欲しいです。

Q.作中、クリスマスから新年へと時間は流れますが、榎田先生はどんな冬を過ごされる予定ですか?
たぶんずうっと、仕事してまふ……。
あ、でも年末は温泉に行くんだ! 関東圏内だけど(笑)

Q.今作品のお気に入りのシーン、またはキャラクターを教えて下さい。
好きなのはラストシーンですね。惣田さんがゆっくり歩いてくるところ。
オッサンがんばれっ、て感じで。
キャラも惣田さーん。もう、担当さんたら知ってるくせにー(笑)
あとガブも書いてて楽しかったです。変身するし。

Q.回のタイトルは『神さまに言っとけ』。榎田先生は無神論者ですか?それとも?
私はクリスチャンではありませんが、無神論者でもありません。

Q.神さまに一言なにか言えるとしたら?
うーん、ナイショ(笑)

Q.執筆中の秘話などありますでしょうか?
ええっとね、これ書いてるときに回転本棚が崩れました。弟が直してくれました。その程度の裏話しかなくてすみません……。

Q.読者の皆様にメッセージをお願いします。
いつもご愛読ありがとうございます。
はじめましての人も、季節的にピッタリのお話なので、どうぞお手にとってみてください。
おかげさまでこの作品がエダの30冊目の本となりました。わりとハイペースで走ってきた感じがあるんですが、ここまでやってこられたのも、読者さまあってのこと。なにとぞこれからもよろしくお願い致します。
また、作品についてのご感想やご要望など、お手紙いつでも大歓迎です。
公式サイトもありますので、遊びにいらしてくださいねー。
http://kt.sakura.ne.jp/~eda/ です。

Q.最後の最後にこっそり。惣田さんと眞はこのあとどうなるのか、ぜひぜひ教えて下さい!
よくよく考えてみたら、結構な年の差カップルなんだよね……。
でもマコちゃん天然クンだから、きっと大丈夫。惣田さんはカタギになってくれるといいなあと思います(笑)


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