夏も終わりが近づきましたが、皆様如何お過ごしですか?
8月22日にうえだ真由先生の小説『彼は二度嘘をつく』が発売になりました。
大学生時代につきあっていた恋人、しかも自分を一方的にふったはずの恋人が
突然現れ、一週間という限定つきの同居生活が始まるのですが…
大人の男のラブストーリーです。
石田育絵先生のアダルトな魅力の絵も見逃せませんよ!
それでは、小説をすでにお読みのかたも、これからという方も、
まずはうえだ先生のインタビューをお楽しみくださいませ。
Q.今年は過ごしやすい夏ですが、うえだ先生はどのようにお過ごしですか?
普段と変わらない夏ですが、今年は初めてコミケに参加したのでその準備などしてました。初コミケはとても楽しかったです。
Q.作品を書き終えられての感想を教えて頂けますか?
久しぶりに何度も改稿したお話だったので、やっと終わってほっとしました。いろいろ勉強になったと思っています。
Q.仕事をする男を描かれることの多いうえだ先生ですが、今回の登場人物たちは公認会計士を目指す、あるいは公認会計士です。この職業を選ばれたのには理由があるのでしょうか?
特に理由はないのですが、今までメーカー・商社勤めのキャラが多かったので専門職を書いてみたかったのです。その中で会計士を選んだのは、OL時代にちょこっと経理を担当していた時期があったので、数ある専門職の中でちょっぴり身近に感じたからかもしれません。(実務では、会計士の方と触れ合う機会は皆無だったのですが……。)
Q.執筆前にいろいろ調べられると思うのですが、公認会計士にはどんなイメージを 持っていらっしゃるのでしょうか? 調べられてどうでしたか?
頭のいい、選ばれた人種の職業だと思ってました(笑)実際にお話を伺ったりしてみると、当たり前のことですが普通の会社員とそう変わることはなかったです。(出勤時間とか、繁忙期に波があるとか、出張が多いとか……。)ただ、就職してからの勉強量が私の予想よりも遥かに多くて、大変だと思いました。やっぱり選ばれた人種の職業なのかも(笑)
Q.主人公の智哉はひとり暮らしですね。食事のシーンなどひとり暮らしの雰囲気がよくでていると思うのですが、うえだ先生は料理はお得意ですか?
えっ……?
Q.主人公についてコメントをいただけますか?
二人とも性格は違えど、公認会計士(会計士補)という職業から、一本通った正義感とか公正が感じられるようなキャラになればいいなと思って書きました。石田先生のイラストのお陰で、大人っぽく誠実そうな外見になって、とても嬉しかったです。この場をお借りして、石田先生には心からのお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
Q.登場人物の名前ですが、由来、イメージはあるのでしょうか?
智哉の方は適当にフィーリングで決めましたが、亮平はお話をお伺いした公認会計士さんが素敵でしたので、名字の一文字をいただきました。
Q.ピーナッツ話は印象的でしたが、あれは本当のことですか?
割ったら本当に片方お爺さんになるんです!でもお婆さんは単に頭が凹んでいるだけなのですが……。遥か昔、母から教わりました。当時、おやつに落花生というのがうえだ家のプチブームだったので、そのときに。
Q.今後、智哉と亮平はどうなるのでしょうか? もしよければ教えて下さい。
楽しく暮らすのではないかしら。個人的には、将来独立して二人で事務所を構えてほしいです。
亮平の冷静さとと智哉の勢いがお互いに足りない部分なので、そこを補い合っていけたらうまくいくような気がします。
Q.バーテンの佐井と智哉の同僚・中原は、実際今後どうにかなってしまう… というようなことはあるのでしょうか?
特に考えてはいないのですが、佐井は中原が好きなので、時間の問題だと思います。
Q.今作品のお気に入りのシーンを教えていただけますか?
雨の中、智哉が亮平の事務所を探しに行くところが書いていて楽しかったです。
Q.最後に読者の皆様にメッセージをお願いします。
いつもありがとうございます。少しでも楽しんでいただけたら、本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。
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