著者インタビュー

雁 須磨子先生インタビュー 『こめかみひょうひょう』『猫が箱の中』

Q.本日『こめかみひょうひょう』『猫が箱の中』が発売されますが、ご執筆時やコミックス作業中で大変だったことや楽しかったことなど、 思い出深いできごとがありましたら教えてください。
ここ8年くらい分の短編中編を集めていただいたので、それはそれはいろんなことがあったりなかったりしました。

Q.BLとしては久々のコミックスとなりますが、現在のご心境はいかがでしょうか?
ほんとですね。単行本はどのジャンルでも、出るたび「久しぶりだなー」と思います。うれしいです。ありがとうございます。

Q.コミックス中にも作品のコメントをいただいておりますが、こちらにも各作品のコメントをお願いいたします。
○こめかみひょうひょう
『こめかみひょうひょう』
この2人はまた描きたい。
『光る男』
同じような話はまた描いてしまうような気がする。
『見えてるのかな』
みじか!
『カドをとられた方が負け』
8年の間を空けて一ヶ月後くらいのはなしを描いてみました。
『めあたらしい日々』
自分には珍しいカップリングだと思います。
『VS幼馴じみ』
好きそうねー(私が)という話です。
『スローライフスローブギー』
内容を忘れてたので新鮮でした。
『本日はお疲れの御様子』
受け攻めは逆でもいいと思う。

○猫が箱の中
『猫が箱の中』
和雄はだめだなと思いながら描きました。
『あいだの6年間』
和雄はほんとに駄目だなと思いながら…

Q.『こめかみひょうひょう』というタイトルにはどんな意味が込められているのでしょうか?
なんとなく音で…さらさらしたかんじで…フィーリングで…

Q.『猫が箱の中』では、ノブ君と朝尾先輩の間で揺れ動く和雄の微妙な恋心が印象的でした。
雁先生ならノブ君と朝尾先輩のどちらを選ばれますか?

マイケルかなー

Q.猫のなつこがとっても可愛らしいですが、雁先生ご自身は何か飼われていますか?
または飼ってみたい生き物は何ですか?

鳥とハムスターしか飼ったことはないです。猫か犬がいたらいいなという妄想とともに生きていくのだと思います。

Q.『こめかみひょうひょう』『猫が箱の中』両コミックスともに、実に個性的なキャラクターがたくさん登場しています。
雁先生のお気に入りは誰でしょうか? その理由も聞かせてください。

結構みんな好きです。
和雄は描きやすくてとても良かったです。

Q.前作『のはらのはらの』のインタビューで、お好きな受け・攻めのタイプは「髪の長い子とおさななじみ」とおっしゃっていましたが、 それ以来なにか好みの変化はありましたか?
ですますです。でも客観的に見たら、あー、背が低い男の子が好きなんだなーと思います。

Q.最近ハマっていることやマイブームなどありましたら教えてください。
トモコレ

Q.今後BLで描いてみたい設定やキャラクターがありましたら教えてください。
なんかうっとうしい攻め。

Q.すべての読者のみなさまにメッセージをお願いします。
読んでもらえたら嬉しいです!
あと猫の見返しに「シュレディンガーの猫とは関係ないです」と書いてありますが、
中身に何かそれっぽいこと書いてあるなーと刷りだしを見ながら思いました。
途中で「あ、これ…」と思ったのかな。茫洋としててすみません。

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