著者インタビュー

桜も満開になりましたが、みなさまいかがお過ごしですか?
3月に剛しいら先生の小説『ロッカーナンバー69』が発売になりました。
もうお読みくださった方、ありがとうございました。
今回のお話は高校生の栄輝が主役です。
容姿に恵まれて、頭もよくて、でも寂しさを抱えた栄輝が田村という男と一緒に暮らす事によって、いろいろ学んでいくのです。CJ先生のイラストもと~っても素敵です!
まだ読んでないという方、ぜひ読んでみて下さいね。
それでは、インタビューお楽しみください!

Q.桜の季節になりました。今年は例年より開花予想が早いようですが、どんな春を過ごされる予定ですか?
イチゴ狩り…。ああ、何て健全な。
オヤジ狩りとか、マツタケ狩りとかの、犯罪や淫靡な匂いがしない、爽やかなイチゴ狩りですよぅっ!

Q.今回のお話はこれまでの剛先生の作品のなかでも珍しい高校生が主人公でした。このお話を思い付いたきっかけを教えて下さい。
春なので、成長していく子供の話が書きたかったようです。
父性マックスの男ってのは、ある意味理想かなぁ。

Q.物語の舞台として放課後の渋谷が出てきますが、剛先生は高校生時代、放課後はどんな風に過ごされたのですか?
まじめに演劇部やってましたよ。授業出なくても、部活だけは出てました。私服の学校なので、そのまんま放課後、普通に映画観に行ったり、カフェでお茶したりしてました。楽しかったですよ。

Q.主人公の栄輝にたいして田村はいろいろなことを教えていきますが、  剛先生が学生時代に一番教えてほしかったこと、 あるいは、知りたかったことはなんですか?
そりゃもちろん、こっち系のことですがな。

Q.登場人物についてコメントをお願いします。
【津久見栄輝】
自分の子供だったら手に余るだろうなぁ。まぁ、この程度に悪いやつは、いい大人になりそうだと思いますが。
【田村洋介】
何やって食ってるのか、はっきりしないまま終わってしまって残念。悪いこといっぱいしてそうだな。女性の理想のタイプではないでしょうが、私は自分が男だったら、このタイプかもしれない。

Q.幼稚園、小学校、中学校、高校~ともう一度やりなおせるとしたら?
幼稚園でいい子と言われ、小学校で天才と呼ばれ、中学で神童と呼ばれ、高校でアホかと笑われる。そんなのがいいです。

Q.学生時代にやり残したことで、ああしておけば…と今でも思うことがありましたら、ぜひ、教えて下さい。
男子の下駄箱にラブレター入れる。放課後の告白。バレンタインの手作りチョコ。そういうの、一度はやっておけばよかったぜ。チッ!!

Q.執筆中楽しかった、あるいはどうしても書きたかったシーンを教えて下さい。
他校の制服を悪用する高校生。これは現実にありだと思いますな。

Q.製作秘話を教えて下さい!
秘話ってほどでもないけど、ラップのリズムでボーイズラブ小説を音読。
これはもう、カラオケでの罰ゲームに最適です。ぜひやってみてください。

Q.読者の皆様にメッセージをお願いします。
ご愛読ありがとうございます。私自身、男児の親でして、男の子が男になる瞬間っていつだったのか、常々気になっていて、こんな話となりました。イラストのCJ先生にもいろいろとご迷惑おかけしましたが、中表紙の栄輝の姿。あれはまさに私が書きたかったものを、象徴的に表していただけていると思い感謝しております。読者の皆様も、栄輝が何を見ていたのか、いろいろと想像してみてください。ロッカーをご利用の節は、69番がありましたらぜひご利用ください。何か御利益が…あるかも?














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