2003年も半分終わってしまいましたが、皆様、お元気でお過ごしですか?
7月4日、剛しいら先生の小説『大いなる遺産』が発売になりました。
もう読んでくださった方もいらしゃるでしょうか?
このお話、架空の南の王国が舞台なのですが、
それはそれは生きるのが楽しそうな、素晴らしい国なのです!
読んだ方はもうおわかりですよね?
エンターテイメント溢れるこの作品、梅雨のうっとうしさを
払うこと間違いなし! ぜひ読んでみてくださいね。
ここでは作者である剛しいら先生にインタビューをお願いしました。
作品を読まれた方もそうでない方も、どうぞお楽しみくださいませ!
Q.とうとう今年も下半期に突入ですが、剛先生は、最近は如何お過ごしですか?
パソコンは壊れるは、本人もガタが来てるわで大変ですが、脳内だけは異様にハイテンションのままです。
Q.今回のお話『大いなる遺産』はとてもユニークなお話ですね!この話を思いつかれたきっかけは? ぜひ教えて下さい。
楽しいお話をというリクエストだったので、自分の欲望の赴くままに、こんな国に行きたいーっと書きました。
Q.主役の安寿はとても綺麗好きで、都会の贅沢な生活に慣れきってますが、剛先生はいかがですか?
今は快適都会派ですが、昔はよくキャンプしたりして遊んでました。薪割り、火おこし、鳥さばき、魚さばき、うまいっすよ。
Q.主人公である安寿、一成についてコメントをいただけますか?
【岩清水安寿 YASUHISA IWASHIMIZU】
可愛いです。26にもなった男にとも思いますが、爺さんが見つめる視線で、暖かく見てます。
【楠 一成 KAZUNARI KUSUNOKI】
和製インディーは好みです。逆境に強い男。お勧めですっ。
Q.主人公以外にもお気に入りの人物がいらっしゃると思うのですが…。
王様、もう何はなくても王様。コックでもいいから、この王様になら雇われたいです。
Q.舞台は外国、南の王国ですが、モデルとなる国はあるのでしょうか?
ありません。あるとしたら昔読んだおとぎ話かな。
Q.サンザ王国、ヴェリホリ王国では王族はアイドルでした。
アイドル的王様というと連想されるのは?
パタリロ……。
Q.サンザ王国は男性同士の恋愛が推奨されるとてもユニークな国ですね! もし本当にこんな国があったら、どうしましょう?
うーーーーん。こんな国があったら、私財投げ出して移民します。あるんだろうか、どっかに。あったらぜひ教えて欲しいーっ。
Q.このお話を書くと決められたとき、特に意識されたことはありますか?
小笠原宇紀先生ファンの皆様、ごめんなさい。どうしても小笠原先生には軍服を描いていただきたくて…。趣味に走った部分がありますです。
Q.今作品のお気に入りのシーンは?
男同士のダンスシーン。
Q.このお話を一言で表現すると?
ザッツ・エンターティーメント。
Q. 作品を拝見していると私も旅にでたくなりました。
剛先生がいま訪ねてみたい国はどこですか?
この夏イギリスに旅行する計画立ててましたが、断念。元々旅行好きなので、時間があればどんなとこでも行きたいですが、猫と家族がいるので、遠出出来ないのが哀しいです。
Q.執筆中の秘話などありましたら、教えて下さい。
青い卵ってのは、本当にあります。見かけはあれですが、中身はおいしいですよ。
Q.最後に読者の皆様にメッセージをお願いします。
いつもご愛読ありがとうございます。サンザ王国経由、ヴェリホリの旅はいかがでしたでしょうか。心に羽がある限り、誰でも自由に旅を味わえるのが、読書のいいところ。ご感想など、何かのおついでに聞かせていただければ幸いです。
剛 しいら拝
次回、剛先生の登場は冬の予定です。
どんな作品になるのでしょう? 皆様、お楽しみに!
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