著者インタビュー

『楽園』うえだ真由先生インタビュー

みなさま、こんにちは。
夜が長い季節になってきましたが、いかがお過ごしですか?
11月25日にSHY NOVELSより修道院を舞台にした


ドラマチックな小説【楽園】が発売になりました!
純真な主人公・千聖が恋を知って変わっていく姿がとても読み手心をくすぐられちゃいます。
そんな素敵な小説をご執筆いただきましたうえだ真由先生にインタビューにご協力いただきました。
どんなお話を聞けるのでしょうか? それでは、いってみましょう!

Q.うえだ真由先生、初めまして! まずはうえだ先生ご自身について聞かせてください。
ペンネームの由来、それにまずうえだ先生がどういう人であるのか、 うえだ先生ご自身をご紹介お願いします。
ペンネームは、デビュー元であるオークラ出版さまの担当さんにつけていただきました。

Q.いつも楽しそうなうえだ先生ですが、近況を教えていただけますか?
ずっと二足の草鞋生活だったのですが、先日会社を退職したので、時間がいっぱいできました。
憧れていた同人活動を始めたり、家でお料理作ったりしています。でも大半は睡眠時間に……

Q.普段はどんな毎日をすごされていますか?
原稿書いてます。

Q.子供の頃好きだった小説、または漫画はなんですか?
サンリオ祭で買ってもらった『チリンの鈴』という絵本です。
激ホモでした。私の心の一冊です。

Q.どんな子供時代を送りましたか?
田舎で野蛮に育ちました。

Q.小説を書き始めたきっかけはなんですか?
ある日物置を片づけていたらワープロが出てきたので、自分の一番好きな年の差設定で書いてみようかな~と思ったのがきっかけです。ちなみに、それが無事書き上がったとき、誰かに読んでほしい……でも友達は恥ずかしい……そうだ、顔も知らない編集さんなら!」と投稿して、今に至ります。

Q.ボーイズにハマッたきっかけはなんですか?
知人に借りた同人誌でした。

Q.もう一度人生をやり直すとしたらどうしますか?
きっと同じ道を辿ったと思います。

Q.今一番気になっていることはなんですか?
汚い部屋がいつ片づくかです。物心ついてから常に気がかりです。

Q.毎日お家でのお仕事になるわけですが、気分転換はどうしていますか?
パソコンで麻雀ゲームをしています(お姉さんが脱いだりするやつではありません)。

Q.お休みの日は何をして過ごしますか?
特にお休みの日を作っていないので、毎日適度に遊んで、夜原稿をしています。

Q.うえだ先生が書かれる小説におけるボーイズラブの定義をお願いします。
紆余曲折を経て、最後に二人が幸せになること!

Q.うえだ先生はすでに十冊を超える作品をだされていますが自分の作品で最も気に入っているキャラは? 苦手なキャラは? その理由はなんですか?
特に好き嫌いはなく、どのキャラにも思い入れがありますが、デビュー作『くちびるの封印』の悠紀は初めて作ったキャラだったので、そういった意味でちょっと特別です。

Q.さて、今回の小説『楽園』についてお聞きさせてください。
今回の作品はこれまでうえだ先生が書かれた作品のなかでも、少し違った趣の作品ですが、まずは、書き終えての感想をいただけますか?
とっても楽しかったです!

Q.書いていて、どきどきされたシーンはどこですか? お気に入りのシーンを教えてください。
千聖が雨の中ビニールハウスを出た直後です。
ゲラに、担当さんから「この辺、生き生きしているような気が……」と
メッセージがあって、やはり見抜かれていたか……と思いました(笑)

Q.この作品でもっとも書きたかったことはなんですか?
天然系最強。(?)

Q.山を降りた千聖と宗治、ふたりは今後幸せに暮らせるのでしょうか?
貧乏暮らしを楽しんでいると思います。
でも、千聖はスーパーのレジをすぐにクビになると思います……。

Q.この作品のここがお勧め!というところは?
露悪的なのに実は弱虫の宗治と、いかにも弱そうに見えて実は天然ゆえに強かった千聖の日々を、楽しんでいただけたら嬉しいです。
個人的には、宗治が懺悔室に入れられてからのところが書いていて
最高潮に楽しかったので、読んでくださる方にも楽しんでいただけたらいいのですが……。

Q.今後ぜひ書いてみたい!と思われるのはどんなお話ですか?
飲食店を舞台にしたロマンスです。
どうもご縁がないらしく、デビュー早々から「いつか飲食店ものを!」と思っているのに、
いろんなことが重なって、未だ願い叶わずです(涙)

Q.製作秘話、裏話などがありましたら、ぜひ教えてください。
『楽園』に関しては、舞台が舞台であることや、現実世界を都合よく
変えてしまっていることなどもあり、もう四年以上前にプロットを切ったものの、ずっとお蔵入りになっていました。それだけに、本になることはすっかり諦めていたので、今回このような機会に恵まれて、とても嬉しく思っています。
特に、何度も丁寧に見てくださった担当さんと、こういう話に素敵なイラストをつけてくださった高星先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

Q.『楽園』をこれから読む読者さん、読み終えた読者さんにメッセージをお願いします。
いつもの私とちょっと毛色が違うお話ですが、少しでも楽しんでいただけることを願って……。

Q.最後に、すべての読者さんにメッセージをお願いします。
いつもありがとうございます。ほんの少し現実を離れて楽しんでいただけるようなものが書けるようにこれからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。

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(株)大洋図書 市ヶ谷編集局第二編集局SHY NOVELS
うえだ真由先生 高星麻子先生

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