著者インタビュー

すでに夏真っ盛り! 暑い毎日が続いていますが… そうです! 夏と言えば「恋」!
ついに、天禅桃子先生の3冊目のコミックス『セブン』が7月1日に発売されました!
CRAFTで連載されていた「セブン」と「白日の真下」を収録した胸キュンものの一冊です・
ナナと三葉、七音とヒロムのふたつの恋物語があなたの心を刺激します!
4人の恋のゆくえをたどってみませんか?
天禅桃子先生の『セブン』についてのインタビューです。ぜひ、ご覧ください!

Q.近況をお聞かせください。
暑さにやられています。雨は降らないのですか…。

Q.「SMCへようこそ」「丘の上の楽園」に続き3作品目として「セブン」が発売されました。これまでの作品づくりにおいて、何か変わったこと、もしくは変わらなかったことなどありますか?
前2作は、スタート時にその作品の世界観とキャラクターが自分の中ではっきりしていました。「セブン」は、それが定まらないまま描きはじめてしまったので途中で死にそうになりました。

Q.ふたりの「ナナ」のお話を描き終えられてどのような感想をお持ちですか?
かききれなかったなあ。ラブ要素うすい…。(すいませんすいません。)

Q.今回のお話をつくられるきっかけなどがありましたらお聞かせください。
思い出せません。

Q.「セブン」の登場人物にモデルはいますか?
「セブン」に限らず、キャラクターにモデルがいるということはまずありません。

Q.登場人物のコメントをお願いします。(ナナ、三葉、七音、ヒロム)
「ナナ」なかなか美人に描いてあげられなかった。
「三葉」ずるい大人のイメージ。
「七音」実は結構横暴であっけらかんとした人なんだけどな。
「ヒロム」がんばれ若造。

Q.4人の登場人物のうち、描写しやすかった人物と描写しにくかった人物がいましたらお聞かせください。
ヒロム>描写しやすかった  見ての通りです。
三葉>描写しにくかった  カッコイイ攻というのを目指してみたけど、全然ダメだ。私むいてない…。(致命的)

Q.今回の作品の製作秘話がありましたら教えてください。
うわー、何にも思い出せない。とにかく必死で描いた(というか考えた)記憶しかないです。

Q.この作品でこの場面は苦労したなぁという点がありましたらお聞かせください。
「セブン」全編。

Q.ふたりの「ナナ」はタイプが全く違いますが、意識された点はありますか?
特にありません。「ふたりのナナを描こう」と思って描いたわけではなく、結果そうなってしまっただけのことなので。

Q.ナナと三葉はそれぞれ孤独ではありますが自由な生き方をしていると思います。彼らの生き方に関してどのように思われますか?
二人とも実はそんなに孤独ではないと思っています。ナナにとっては自由も孤独もきっとこれから知っていくもの。三葉は、うーん…「人はみんな独り、死ぬときは独り」とか思ってそう。「生き方」については人それぞれなので、他人に迷惑かけない範囲なら、どんなふうでもいいんじゃないでしょうか。

Q.切なく温かい、胸がきゅんとなる二つの恋のお話ですが、ここだけははずせないと思われた部分がありましたらお聞かせください。
胸がきゅんとなってくれたら嬉しいな…。はずせない、というか大切に思って描いたのは前オーナーの存在感。

Q.この二組のカップルは今後どのように暮らしていくと思われますか?
ヒロムと七音は、忍ぶ恋ではあるけれど案外ラブラブだと思う。
ナナと三葉は、互いに互いを自分のパートナーだと認識するまでに、まだまだ時間がかかりそう。

Q.読者の皆様にメッセージをお願いします。
久々の単行本で、すごく嬉しいです。少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
1シーン、1フレーズでも心に残るものがある作品を作れたらいいなと思ってます。
今後ともよろしくお願いいたします。

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