著者インタビュー

みなさん、お元気でお過ごしですか?
8月22日榊花月先生のノベルス『耐えがたく甘い季節』が発売になりました。金ひかる先生の麗しい表紙はもう見ていただけましたでしょうか? 血が苦手てお坊ちゃま育ちの医大生・李家真とずば抜けて優秀な成績と個性で際立つ存在の戸川一尋。対照的な個性の持ち主であるふたりの想いはもつれあって…!? 甘くほろ苦いこの作品、せひ読んでみて下さいね!
それでは榊先生のインタビューです。皆様、お楽しみくださいませ。

Q.今年は関東は雨の多い夏ですが、榊先生はどんな夏をお過ごしですか?
ガリガリくんを食べて、震えながら過ごしています。

Q.まず、作品を書き終えられてからの感想を教えて頂けますか?
終わったという実感がありませんでした。今でも、後悔することしきりです。

Q.今回は医学生が主役のお話ですが、榊先生は医大生にどんなイメージを持ってらっしゃるのでしょうか? また医師にはどんなイメージを持ってらっしゃいますか?
それが判れば後悔しませんて。泣。

Q.医大生を主役としてお話を書こうと思われたきっかけはなにかあるのでしょうか?
大学生ものにしようと思い、ただの大学生じゃつまらないなあと思いまして。思えばそれが間違いのもとでした・・・・泣く。

Q.主人公についてコメントをいただけますか?
【李家真】私の作品には珍しくもないのですが、悩んでばっかでした。
【戸川一尋】私の作品には珍しく、オレ様でもなければ強引でもないいい人でした。

Q.登場人物の名前ですが、由来、イメージはあるのでしょうか?
李家真……なんとなくかわいいニックネームをつけたくて。
     「リノ」とか「まこっちゃん」とか。
     そのまんまですが。
戸川一尋……実はモデルがおりまして、その人とイニシャルを
      揃えたのです。誰なのかはひみつ。

Q.ご贔屓のキャラクターはいるのでしょうか?
五島先生ですかね。吉井込みで、今後が気になる人です。

Q.真は作品のなかで絵を描いてますね。前作『ラブ・マイナス・ゼロ』でも絵を描くという行為がありましたが、絵がお好きなのでしょうか?
自分では描かないのですが、見たりするのは好きです。
用具の名前などは判らないので、友人に訊いたりして書きました。

Q.作中、真は血を見ては倒れていましたが、榊先生が苦手なものはなんですか?
苦手なもの・・・いろいろあるのですが、やはり虫ですね。
毛虫や青虫、芋虫と、にょろにょろ系を見たら気絶します。なので真の気持ちはよく判ります

Q.真と戸川くんは将来的にはどんなお医者さんになるのでしょう?
真は小児科ですね。戸川は、辣腕の外科医。

Q.今回、主人公たちが憧れる医師・五島先生はとても魅力的かつ、同僚の吉井先生との関係が気になったのですが、あのふたりはどうなっているのでしょうか?
ど、どうなってるんでしょう。吉井が五島を追いかけてるのはたしかなのですが・・・五島さんが異動する前あたりに押し倒したりして・・・・五島さんはとりあえず、その気持ちを知っていてはぐらかしていると思われます。

Q.あとがきでも書かれていますが、榊先生は夏の作品が多いようです。
夏の思い出として印象深いことがありましたら、教えていただけますか?

田舎の祖母の家で、梅酒の梅を10個ぐらい食べて昏倒しているのを発見された苦い思い出があります。幼稚園に上がる前だったかな?

Q.今作品のお気に入りのシーンを教えていただけますか?
真が海に飛び込むところです。初めて自分から動いたから。あと、ラストシーンです。

Q.タイトル『耐えがたく甘い季節』の意味するところを教えていただけますでしょうか?
いろいろあって困難だけど、一方で青春を満喫しているというようなところです。耐えがたいほど甘いのではなく、耐えがたくて甘い季節なのです。

Q.最後に読者の皆様にメッセージをお願いします。
この本が売れないと次の本が出せないのです~。どうか買って下さい~。泣

 
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