2011年06月16日
高校生の伶は満たされない日々を送っていた。そんなある日、ひとりの男に目を引かれる。喫茶店を営む男・蔵ノ介はオトナで優しいひとだった。伶は子供だと思われたくなくて二十歳だと嘘をつく。たった一度会っただけなのに蔵ノ介のことが気になる。でも深入りはしたくない── しかし、蔵ノ介の優しさに耐えられなくなった伶は、蔵ノ介にキスするのだが…