2011年12月27日
数年前、宙はこの世で一番大事で特別な存在だった哲弥と別れることを選んだ。守られるだけの自分から変わるために、哲弥に哲弥自身を大事にしてもらうために。未熟な子供から大人になり、街で歩いていても哲弥に似た人をつい探してしまう。もし、もしもう一度てっちゃんと逢えたら── そんなとき、偶然ふたりは擦れ違い!? 幾つもの夜を越えたふたりの想いは……