2013年03月16日
子どもの頃の記憶がないゆずるは、何度も同じ夢を見ていた。小さな神社で誰かと遊んでいる夢。けれど、いつも相手が誰なのかわからないまま目が覚める。そんなある日、弟の良介が大学の友達・たくみを家に連れてくる。ゆずるは突然、「やっと会えた」とたくみに言われ、かつてたくみと幼馴染みだったことを知る。何も思い出せないゆずるだったけれど、たくみはやさしくて一緒にいるとなぜか懐かしい気持ちになる。ゆずるは少しずつたくみに惹かれていくが…