2007年01月22日
平民出身でありながら誇り高く美しい千坂暁彦は、かつて多くの学生たちの憧れ、高嶺の花のような存在であった。葉室侯爵家の子息・貴諠もまた、彼を意識していた下級生のひとりだった。しかし、千坂家の没落で暁彦が葉室家で書生として暮らすことになり、ふたりの関係は大きく変わった。美しいからこそ穢したい。暁彦を乱れさせたい。そんな昏い欲望にとりつかれた貴諠は、暁彦を強引に組み敷くのだが…!?