2007年04月26日
「たとえ背徳の罠に堕ちても」 いとう由貴/著 門地かおり/絵
「お貴族様のお遊びを俺にも教えてもらおうか」
由緒ある伯爵家に生まれ、すべてに恵まれたエドワードはそれゆえに誇り高く、敵とみなした相手にはどこまでも冷淡になれた。そんなエドワードにひとり、どうしても許せない男がいた。義兄アルフレッドのライバル、クライヴ・リンゼイだ。しかし、ある秘密を守るため、エドワードはクライヴに身体を差し出すことになる。耐え難い恥辱。苦しみと引き替えの快楽。クライヴを憎みながらも、エドワードの心は次第に変化していくのだが……!?