2008年12月12日
「冥愛の鎖」 華藤えれな/著 高階 佑/絵
「胸にSPバッジをつけているとき、その命はこの世で最も軽くなる──」
警視庁警備局警護課SPの三神文弥は、来日するタハリール共和国大統領の警護にあたることになった。その打ち合わせの場で、かつて自分を利用し裏切った男・近衛諒一郎と再会し、彼が公安幹部だったことを知る。公安部と警備部けして相容れることのない存在。だが、その心の冥く深い闇に触れ、近衛に惹かれていく自分を止めることができなくなり…
追うものと追われる者、危険を孕んだ男たちの攻防が始まる!!