2003年09月26日
「俺がこんなことをすると嫌か?」世界有数の富豪の跡取りであるジュールはある朝、湖のほとりを散歩中に水辺で倒れていた美しい青年・流依を助ける。隣国の大公の庶子である流依は何者かに命を狙われ、その恐怖から声を失っていた。身分を隠し、ジュールの別荘に匿われる流依。惹かれあうふたりだったが、ジュールにはすでに婚約者がいた… 愛人としての母の悲しみを知っていた流依はジュールから離れる決心をするのだが!?