2013年02月28日
「アイズオンリー」 一穂ミチ/著 小椋ムク/絵
CGオペレーターの仁科縁はある事情から人と関わることを避けて生きてきた。
ある日、上司であり叔父である訓の誘いを断りきれず参加した飲み会の席で縁は
編集者の岩崎数真と出会う。数真には、子どものように何でも触って確かめる癖があった。
それは子どもの頃、目が見えなかったことに起因すると告白する数真。
その話を聞いた縁は過去に出会った「かず」のことを思い出す。
縁が壊してしまった幸福な時間と共に──。
一穂ミチが贈るオンリー・ワン ラブストーリー。