2013年12月06日
「たとえ偽りの運命であっても」 いとう由貴/著 門地かおり/絵
痩せっぽっちで苛められっ子のアレクは夏期休暇のため生まれ育った家へ帰省する。
それはアレクにとって憂鬱な日々の始まりだった。
優秀な兄たちと違い、出来損ないのアレクは家族からも、使用人からも疎まれていた。
そんなアレクの心の支えは、従兄弟のレナードだ。
いつでもアレクを理解し、優しくしてくれるレナードがアレクは大好きだった。
レナードもまたアレクをなによりも大事に想ってくれる。
レナードが与えてくれる愛をアレクは盲目的に受け入れるが──
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