2015年02月06日
「さいはてのゆき」 いちか凛/著 木下けい子/絵
十五歳の夏、渓は兄のように慕っていた貴之への恋を意識して、拒絶された。
その冬、貴之は渓の前から去っていった。
それから三年──。
祖父の山小屋を継ぐことになった渓の前に、
何事もなかったかのように、再び貴之が現れた。
大切なひとをもう失いたくない、
その思いから弟のように振る舞うことを決意する渓だったが、
腕が触れるたび、目が合うたび、意識してしまうのは止められなくて!?
兄と弟のような関係から恋人になるまでを描いた
期待の新人・いちか凛、デビュー作登場!!