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『ボディガードシリーズ大特集』


    ファンの皆様、お待たせいたしました!
    今回はボディガードシリーズ大特集です。

    明るく健気で純粋なジュンはもちろん、鋼鉄の紳士グレイ、

    魔性の男トム・ショルティからランディまで、

    思いがけないエピソードや秘密だってばらしちゃいます。

    もちろん、インタビューだって! 

    なにがあるかは読んでのお楽しみ。さあ、行ってみましょうか!!


まずは『薔薇とボディガード』から新作『琥珀とボディガード』まで、軽~く復習をしてみましょう。
が、その前に主人公であるジュンが勤める警護会社P3Sについて説明をさせてください。
P3S、正式名称はプレステージ・パーソナル・プロテクト・サービス。民間ではアメリカ東部最大の規模を誇る警護専門会社で要人警護から企業のセキュリティ、子供の安全な送迎までありとあらゆる警護を行います。本社はワシントンD.Cです。
ここ、P3Sのボディガードたちは揃いも揃って美形ばかりですが、それにはボディガードたるもの人に不快感を与えてはいけない、というランディの信条がいかされているのです。決してランディが面食いだからではありません。たぶん。
さあ、今度こそ復習にいってみましょう。

●『薔薇とボディガード』ってどんなお話?
監視者は自分に訊く。一目惚れの可能性はあるか?
鋼鉄の紳士・グレイとピュアな新入りジュンが出逢い、恋におちた記念すべき第一作です。アメリカ東部最大の警護会社のボス・ランディにスカウトされてアラスカからやってきたジュン。ジュンの優しさに恋すると同時に危険な目に遭わせたくないと、P3Sの看板スター・グレイはジュンをP3Sから追い出そうとするのですが。屈折したグレイの愛情はジュンにはなかなか伝わらず(って、あれじゃあ伝わらなくて当然?!)、ジュンは自分は嫌われていると悲しくなったり憤慨したり。そんなとき、ジュンは卑怯な罠に落ちてしまい……無器用なグレイとジュンの恋と仕事のなれそめに胸がときめきます!



●『星とボディガード』ってどんなお話?
ジュンと恋人になり幸せ気分のグレイにピンチが?! 
『星とボディガード』ではジュンはイギリスきっての大富豪であり冒険家でもあるチャールズの警護のため、ひとり地中海にあるチャールズの別荘に向かいます。チャールズは大のボディガード嫌いで「ボディガードらしくないボディガード」のジュンがP3Sから派遣されたのです。チャールズはカリスマ的な経営者であると同時に子供のような好奇心と心を持つ素敵なおじさま。大のボディガード嫌いだったのですが、そんな彼もジュンの魅力にはノックダウン! グレイは焦れ焦れ……。思わず勝手な行動をとったりします。そして、チャールズを狙ったテロがよりによって、という場所でおきます。ジュンとチャールズを救うため、グレイは自分の命を危険に晒して…?! 恋も、そしてボディガードとしても、ジュンは着々と成長してます。



●『琥珀とボディガード』ってどんなお話?
可愛いボディガード。君を危険な警護に就かせたくない」
さて、この台詞は誰のものでしょうか? ボディガードシリーズ最新刊からの台詞です。 今回、南カリフォルニア大学の教授シリル・アトキンソンは息子の警護にジュンを名指しで依頼します。この仕事は受けたくない、と理由のない不安を抱えたままグレイと別れてカリフォルニアに赴いたジュンを待っていたのは、父性愛あふれる魅力的な男性シリルでした。子供思いの素晴らしい父親、のはずが… シリルのなにかがジュンに不信感を与えます。でも、ファザコンのジュンはシリルの父親らしさにすぐに思い直してみたり。だけど、シリルにはとんでもない秘密があったのです。それは……読んでのお楽しみです。たけうち先生も一押しのシリル、あなたはどうでしょうか? そうそう、恋人であるグレイとの仲も時には甘く、時には厳しく、そして時にはお色気も… ちなみに、魔性の男トム・ショルティも特別出演しています。ほんのちょっとの登場なのにやけに存在感があるところが、やはり魔性の男の魔性たる由縁と思わず感心。トムファンには驚きの新事実も!?
まだ読んでいない人、必読ですよ~!!

そして、トムときたら『紳士とペナルティ』ですよね? ボディガードと銘打ってはないものの番外編だなんてとんでもない、れっきとしたボディガードシリーズの一部、やっぱり紹介しなくちゃ。だって、ジュンもグレイも、ボディガードになったのはトムがいたから…とも言えるんですから!



●『紳士とペナルティ』ってどんな本?
この本はボディガードシリーズにも度々登場してくる警部・ム・ショルティを中心にまとめた作品集になっています。子供時代のランディに恋したトム。薫りたつパブリックスクール時代、ランディとの逢い引き。それに、ランディと決別したアメリカで過ごす現在までをりうと先生が鮮やかに、そして艶やかに描いています。
パブリックスクール時代を描いた『ワルツ』ではグレイも登場。う~ん、少年でもグレイはグレイ。マイペースです。この作品『ワルツ』にはたけうち作品にはお馴染みの羽田家の末っ子が登場。無邪気で愛らしい子供の魅力をふりまいてます。あまりに無垢なところは子悪魔ちゃんです。恐るべき子供ってやつでしょう。 れはもう、これを読まずにどうする?というおもしろさ! 作品集~?! と思って躊躇しているあなた、読まないと損ですよ! スペシャルにお薦めしちゃう一押し作品です。ぜひ、ご一読くださいまし。そして、あなたもトム・ショルティの虜になってみませんか?


さてさて、かなり偏りがあるように思えますが、とりあえずの復習を終えたところで、P3Sとそこで働く有能な社員たちをご紹介! あなたなら誰に警護をお願いしますか?



どうですか? 新発見はありましたか? みんな頷いているんじゃないでしょうか? まだまだ知りたいところですが、やはり秘密があってこそ魅力は増すというもの。今回はこの辺りで我慢してくださいね。きっと、これからお話のなかで明かされていく秘密もあることかと思いますので。

著者であるりうと先生に各作品のお気に入りの場面を聞いてみました。


『薔薇とボディガード』
お気に入りの箇所って難しいですね。
うーん、強いてあげるとすると、
1. エレベーター爆破から脱出までのシーン。
2. ジュンがレーナと一緒にホテルのナイトプレイスへ行って、 ダンスを踊るエピソード。
3. トランポリン・グレイもしくはイヤホン投げ(笑)
あたりでしょうか。



『星とボディガード』
これは当然、山です。デナリです。
ごく脇ですが、シュワルツ・タイザー(本物のほう)と
ジュンの会話のシーンですね。
チャーリーとリトルジョンの関係なども私的には好きなんですが。



『琥珀とボディガード』
寝ながらシリルの指になつく誰かさん。のシーン。
あとは本当は好きだったはずのシーンなんですが、
「ここが好き」と言うのははばかられるようになってしまったところが
一カ所あります。


空中遊覧。
パブリックスクール、寝起きの幹の大騒動。
校長先生の旗(笑)


みなさんのお気に入りはどこですか? 私はどこが、というよりグレイのキュートさに心がぐらぐら…。犬を食べちゃうなんてのも、彼特有のチャームポイントですよね! 

『琥珀とボディガード』を終えて、ジュンとグレイにインタビューをお願いしました。
ネタバレがあるかもしれませんので、ご注意くださいね。いったい、どんな会話がでてくるのでしょう?



最後に、たけうり先生から今後のボディガードシリーズについてメッセージをいただきました。

  ほとんど世界旅行ものになりつつあるボディガードシリーズですが、
  これからも読者さまを世界のあちこちにご案内させていただきます。
  快適なご旅行をサービスさせていただけましたら幸いであります。
  もっとグレイに苦労させなくちゃ(大笑)。
  
とのことです。たけうち先生、ご協力どうもありがとうございました。
さて、ボディガードシリーズ特集、お楽しみいただけましたか? 
まだ読んでいないあなた、早速読まなきゃ! 
そして、いつも応援してくださっている読者の皆様、ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。。。