冒頭の鷹目がホテルの部屋に向かうシーン。
冒頭シーンはいつも「映画みたいにしたいなあ」と思いながら書いているのですが、それがいくらかはできているかなあと(笑) 鷹目の視点でカメラが動いていく感じを出したかったのです。人物の細かいところも、一瞬だけどちゃんと観察している。なのに、ひとりだけよく見ていなかったその人が……、というオチが気に入っています。
ほかにも、千里ちゃんと鷹目の、気が合わないのか合ってるのかよくわからない会話も、書いていて楽しかったです。芽吹と兵頭の夫婦漫才とはまた違う芸風ですよね(笑)