~あらすじ~
「悪い子だ。発情してしまったのか?」
自覚のあるろくでなし・三浦倖生は、うだるように暑い夏のある日、会員制のデートクラブ『Pet Lovers』から『犬』として、寡黙で美しい男・轡田の屋敷に派遣される。そこで倖生を待っていたのは、厳格な主人・轡田の厳しい躾の日々だった。人でありながら犬扱いされることへの屈辱と羞恥。そして、身体の奥底に感じる正体不明の熱…… 次第に深みにはまっていくふたりだったが!?
轡田の手から、ユキがクリームを舐めるところです。
志水先生のイラストもとても素敵で、書いてよかったと思ったシーン。
あと、ラストの砂を吐くような甘甘なふたり(笑)
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倖生が熱で朦朧としながらも『俺のマットレスがないよ』とベッドから落ちる
一連のシーン。健気過ぎて泣きました。
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シリーズ第一弾を飾ったペットは『犬』でした。
首輪を着け、言葉を喋ることと二足歩行を禁じられた倖生は、最初、プライドから強い反発心を持つのですが、飼い主である轡田の愛情を一身に受けることでその頑な心は少しずつほぐされていきます。その様子に、読み手であるこちらも、なんだか犬の気持ちがわかるような気がしてきました。
やっぱり、大切に愛情を注ぐことがペットとの一番のコミュニケーションなんですね。
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