カーニバルの日、エストラニオの影の支配者と言われる
シウヴァグループの若き総帥・蓮はエストラニオ軍の上級大佐で、
シウヴァを憎むリカルドに拉致されてしまった。
絶望し希望を失いかけた時、蓮の前に現れたのはガブリエルだった。
敵でありながら、思わせぶりな態度をとるガブリエルに蓮は翻弄される。
一方、蓮を救うため、身を隠していた鏑木がシウヴァに戻ってきた!
ガブリエルの真の狙いはなんなのか? 鏑木は蓮を取り戻せるのか?
少しずつ明らかになっていく過去と、絡み合う愛と憎しみ。
蓮の運命は!? シウヴァシリーズ、感動のフィナーレ!!
紅のオススメシーン
最終巻だけあって絞りきれないのですが、あえて一つオススメするならば、ジャングルの洞穴での蓮とガブリエルのシーンです。
ここも大きな山場の一つで、辿りついた時、やっとここまで描けた!と感慨深いものがありました。