岩本薫×蓮川愛 「Prince of Silva シウヴァシリーズ」特設サイト
碧の王子
碧の王子

『碧の王子 Prince of Silva』ならびに蓮川 愛先生への質問です。

  • 7月5日に蓮川先生にイラストをご執筆いただきました 『碧の王子 Prince of Silva』が発売になります。今の率直なお気持ちを教えてください。
原稿を読ませて頂いた時から、一読者としても一冊の本になるのを楽しみにしていました。発行、おめでとうございます。
  • 最初に『碧の王子 Prince of Silva』の原稿を読まれて、まず思ったのはどんなことでしたか?         
一本の外国映画を見終えたようでした。そして「早く続きを…!!」(笑)。
  • カバーの鮮やかな緑と、主人公ふたりのコントラストに見た瞬間から惹きつけられました! 今回のカバーイラストをご執筆されるにあたり、蓮川先生が意識されたのはどんなところでしょう?
細かい点では色々あるのですが、一番意識したのは緑と白の対比です。あらゆる場所で影を落とす、むせかえるような緑と、蓮の若さと清廉さを表す透明感のある白。シウヴァ家の碧と蓮の白。うまく表現できていると良いのですが… また、その緑も、青を含んだ緑を使う事で、タイトルの「みどり」でもあり「あお」でもある「碧」の色を意識しました。
  • 舞台は南米の小国エストラニオ。宮殿と称される屋敷があれば、アマゾンの奥地やスラム街など、光と影の差が激しい国です。今作のように異国の世界観を表現する上で、苦労されることなどはありますか?
行ったことのない、見たことのない景色や、触れたことのない文化を描くのは確かに大変ですね。できる限りの情報を集めて、あとは想像になりますが、とにかく先生の作られる世界観をくずさないように努力しています。
  • スペシャルのコンテンツ内でラフイラストを掲載させていただいております。ありがとうございます! 主人公の蓮は凛々しく美しく、蓮の騎士である鏑木は格好よく、そして蓮のよき相棒のジャガー・エルバがとても魅力的です! キャラクターを絵としてイメージされるとき、どんなふうに考えていかれるのでしょうか?
当然ですが、やはり作家先生のイメージされているキャラクター像を摑むことを一番に考えます。本文中にあるキャラクターについて書かれている文を抜き出して、こういう感じをイメージされてるのでは? というたたき台のラフをまず一度起こし、そこからさらに微調整していきます。自分でも、こういう性格なら立ちポーズはこう? 表情はこう? という 妄想 想像もおりこみつつ(笑)、イメージに寄せていけるよう作っていきます。 難しく大変な作業ではありますが、とても楽しくもあります。
  • これまでにも魅力的なイラストをたくさんご執筆されていらっしゃいます。構図であったり、人物であったり、イラストを描かれる際にもっとも大事にされているのはどんなところですか?
その場面が「動いて」見せられればと思いながら描いています。これもまた難しいですが…。
  • 物語は始まったばかりですが、蓮川先生が今後の展開で注目しているポイントを教えてください。        
う~ん…! たくさんありすぎて…。 とりあえずは、エルバの活躍!! 期待しています!(笑)
  • 読者のみなさまへメッセージをお願いします。                               
読者の皆様のイメージを壊すことがないよう、頑張って、尚且つ楽しんで描かせて頂きました。そんな一枚一枚を、皆様にも楽しんでいただけましたら幸いです。
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