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シリーズ開始当初から、できれば半年に一冊のペースで刊行したかったのですが、私のスケジュールの都合で適いませんでした。やっと調整できて、さほどお待たせせずに続刊刊行できてうれしいです。ただ一冊に三ヶ月かかりますので、いまのペースだと一年の半分はシウヴァを書いているような感覚になります(笑) |
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シウヴァのタイトルカラーは、登場人物のイメージカラーでもあります。「白」はルシアナのイメージカラー。今巻は彼女が蓮と鏑木に大きくかかわってきます。ですので、プロットを立てた段階で「白」しかないと決めていました。 |
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まさしく裏テーマは鏑木の嫉妬。あらすじが出てから、周囲の人たちに「ついに鏑木も嫉妬するようになったんだ!成長したねえ」と言われましたが(笑)、確かにこれまでの鏑木は、蓮の側近であることに囚われ、感情を抑え込むことが多かったですよね。でもシウヴァから離れて、精神的にも肉体的にも自由になり、だいぶ素の部分が出てきた気がします。苦労したのは、鏑木がいままで抑え込んでいた感情を爆発させるのに、違和感のない流れを作ることでしょうか。鏑木の人間くさい部分もお楽しみいただけるとうれしいです。 |
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個人的には一癖あるタイプが好きなので(根っからの脇役スキーもありまして)ガブリエルですかね。でも、これまで圧倒的に鏑木を書いてきた分量が多いですから、愛着はどっちにあるかと言えば、鏑木に軍配が上がります。鏑木は、私がいままで書いてきた正当派攻の集大成的なキャラクターで、いわば理想型のような感じ。ガブリエルも、曲者キャラの集大成のつもりで書いています。 |
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このシリーズでは無理ですが、入れ替わりものとか、憑依ものはいつか書いてみたいです。 |
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次巻はいよいよクライマックスです! 蓮と鏑木、ガブリエルの運命は!? 三人の運命の輪にブルシャがどう絡んでくるのか……これまでのページ数をさらに更新しそうな予感しかありませんが、がんばりますので、どうか楽しみにお待ちくださいませ! |
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シウヴァシリーズも5冊目。ここまで追いかけてきてくださった皆様、ありがとうございます! 今回はジャングルシーン、ガブリエルの過去、鏑木の嫉妬の嵐などなど、かなり盛りだくさんな内容になっております。ボリュームも前巻「銀」を越えました。どうかたっぷり、じっくりとお楽しみください〜。よろしければ感想などお聞かせくださるとうれしいです。次作への励みにいたしますので、よろしくお願いします! |
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